中小企業診断士の仕事 公的業務の探し方

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中小企業診断士にとっての公的業務とは

公的機関から依頼を受けて行う公的業務。中小企業診断士がコンサルティング業務の依頼を受けたきっかけで最も多いのが公的機関からの紹介です。

公的機関とは

中小企業診断士がコンサルティング業務の依頼を受ける公的機関

・行政機関
・中小企業基盤整備機構
・中小企業支援センター
・商工会議所・商工会

これらの公的機関からの依頼を受けて行うコンサルティング業務が、中小企業診断士にとって仕事を獲得しやすいということですね。とはいえ、業務内容のレベルが低いということではありません。専門的な知識や経験、スキルが必要なものが多く、簡単に受注できるとは思わない方が良いでしょう。

公的業務の内容

中小企業診断士が依頼を受ける公的業務の内容

嘱託職員:月に何回か出社義務がある職員
窓口相談:経営者向けの窓口相談業務 週に何日か行う
専門家派遣:依頼があった時だけ出向する

これらの業務に応募し、採用された場合は安定した収入を得られるでしょう。中小企業診断協会のアンケートによると、公的業務の平均報酬は約3万円~5万円/日です。毎週2、3日こうした業務が確定するだけで、生活が安定しそうです。

中小企業診断士 公的業務の探し方

公的業務は年度ごとに募集される
公的機関のHPなどをこまめにチェック!11月~2月に公募されることが多い!

公的業務に応募したい場合は、11月~2月に公募があるため、こまめにHPをチェックしましょう。

「公募」とはいえ職員と面識があり、信頼度が高い中小企業診断士の方が採用されやすいと思われます。また、先輩の診断士から公的業務を紹介された、という例もあるようです。公的機関の職員の方との関係を築いておくこと、先輩診断士と交流すること、などで人脈を広げましょう。

都道府県の中小企業診断協会の登録しておくと、協会が受注した案件に応募できることもあるそうです。様々なコミュニティに顔を出して、繋がりを作りましょう。

中小企業診断の副業 公的業務は可能か

上記のような公的業務の場合、週に数日業務が発生するような募集が多く、本業がよほど勤務時間に自由が利かない限り、副業には適さないでしょう。どちらかというと週数日の仕事が確定し、安定収入が見込めるため、独立を目指す方にとって適した業務と言えそうです。

1日のみのスポット業務があれば副業として行うこともできるかもしれません。しかし、スポット業務の公募はあまり件数が多くなさそうです。診断士仲間やこれまでに依頼を受けた方からの紹介などが多いでしょう。

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