中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング

  • URLをコピーしました!
目次(タッチ可能)

スタディングで短期間合格!

スタディングを使用して約250時間の勉強で中小企業診断士合格!

私の場合、中小企業診断士の勉強時間は合計約250時間でした。予備校などで紹介されている目安勉強時間は1000時間ですので、短期間、短時間で合格できたと思います。

約250時間で合格できたのは、正直幸運もあったと思います。しかし、何よりも通信講座のスタディングを使用していたことが役立ったのは間違いありません。

スタディングを使用すると、勉強効率が全然違います。書籍など紙媒体の参考書や問題集にも良さがありますが、手軽さ、効率の良さ、フィードバックの速さ、などはスタディングを使用しての勉強には勝てないと思います。

勉強効率を重視するならスタディングがおすすめ!

スタディングメソッド7つの原則

スタディングの特徴についてご紹介します。下のスタディングメソッド7つの原則は、公式HPからの引用です。

1.短期間で集中的に繰り返すと記憶に定着する
2.丸暗記ではなくイメージやストーリーを活用すると忘れにくい
3.得点に結びつくことから勉強する
4.スキマ時間を生かして勉強する
5.問題・過去問は無理に解かずに覚えてしまう
6.試験本番を想定した練習をする
7.最後まで完走する

スタディングメソッド – 資格試験に短期合格するための勉強法 (studying.jp)

私は会社員としての仕事がそれなりに忙しく、安定して勉強時間を確保することが難しい状況でした。そのため、とにかく勉強時間を短く、効率良く勉強したいと思っていました。そんな私の考え方とスタディングの考え方が完璧にフィットしました。

詳しくは公式HPに書かれていますので、そちらをご参照いただければと思いますが、私なりの解釈を書いてみます。

1.短期間で集中的に繰り返すと記憶に定着する

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング
短期間で集中的に繰り返すと記憶に定着する | スタディングメソッド (studying.jp)

必死に暗記したのに、数日経つと忘れていて「あの時間は何だったんだろう…。」とか、「自分は記憶力がないのかな…。」と悲しくなることがあります。これは誰にでも起こりうることで、仕方のないことです。

教育学でもエビングハウスの忘却曲線という有名な話があります。人は覚えたことを1日経つと70%以上忘れてしまうというデータがあるのです。「忘れてしまうのが当然」であることをまずは受け入れてください。ただし、2回目の学習の際は、数十%の記憶が残っており、1回目の学習よりも効率良く学習できるのです。

つまり、「忘れることを前提で何度も繰り返し勉強する」ことが重要と言えます。

英単語を暗記する際も、同じことが推奨されます。100日かけて1000単語を覚えるとします。
①1日10単語を完璧に覚えるとして、100日かけて1000単語を覚える。
②1日100単語ずつざっと覚えて、10日で1000単語を覚える。それを100日で10周する。
実は、②の方が記憶に残りやすいのですね。

繰り返し学習を念頭に置いて考えると、スマートフォンで手軽に、隙間時間に勉強できるスタディングは非常に使いやすいです。思い立った時にぱっと勉強を始められます。通勤電車の中、食事の前後の休み時間、就寝前など、手軽に始めて5分、10分勉強することができます。

また、自分が間違った問題は記録に残っているので、間違った問題のみを繰り返し学習することもできます。これが非常に便利です。紙媒体の場合、自分で問題に印をつけたり、附箋を貼ったり、ページの端を折ったり……。そうこうしている内に、附箋だらけになってしまって煩わしくなることが多いです。

スタディングの場合は自動で記録されますから、本当に楽です。

・人は忘れる生き物。忘れることを前提で繰り返し学習しよう。
・繰り返し学習するなら、隙間時間で手軽に出来るものが良い。
・間違った問題を自動で記録してくれるスタディングが使いやすい。

2.丸暗記ではなくイメージやストーリーを活用すると忘れにくい

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング
丸暗記ではなくイメージやストーリーを活用すると忘れにくい | スタディングメソッド (studying.jp)

人間の記憶には様々なものがあって、「エピソード記憶」、「意味記憶」、「手続き記憶」、「プライミング」、「古典的条件付け」、「非連合学習」などに分類されるそうです。

単語の羅列を覚えるのは苦手であっても、小説を読んだり、ドラマを見たりすると、話の流れをよく覚えている人っていますよね。それはエピソード記憶が得意な人なんですね。英単語は覚えるのが苦手だけど、歴史上の人物はすらすら覚える人もいます。歴史のストーリーと一緒に人物を覚えているからです。

単語が覚えにくい場合はこのように、エピソード(ストーリー)を一緒に覚えると定着しやすくなります。全く因果関係のない単語の羅列であっても、自分で無理やりストーリーを作って覚える手法が提唱されています。ゲーム機のDSやSwitchで脳トレをやったことがある人はピンとくる…はずです(笑)

また、意味が分かっていない単語は覚えづらいです。人は単語に対して「スキーマ」という概念を一緒に覚えています。

例えば、「コップ」という単語に対して、「取っ手がある」「液体をそそぐ」「口につけて液体を飲む」など、形状や材質、使い方などが自然と連想されると思います。それがスキーマです。単語に対して、スキーマを豊富に持っている方が記憶に定着しやすいです。情報量が増えているのに覚えやすいという…不思議ですね。

記憶のメカニズムについてはまだまだありますので、また別の機会に記事にします。

スタディングで勉強すると、動画講義で単語の意味やエピソードを学習できるので、記憶に定着しやすいのです。テキストは図解などが豊富であり、動画(音声)による刺激、知識が体系化された「学習マップ(マインドマップ)」など、記憶に定着しやすい様々な工夫があります。

特に、「学習マップ(マインドマップ)」という独自教材がとても良いです。あまり他社の教材では見かけないものです。その分野の知識が体系的に(他の単語との繋がりが分かりやすく)1ページでまとまっています。

動画やテキストで学習した後は、この学習マップをざっと見て復習していました。「この単語はこういう意味だったな」とか、「この単語に紐づく理論が3つあって、1つ目が…」といった感じで記憶に残っているか確認できます。忘れているところは再度動画を見たり、テキストを見たりして反復するのです。

スタディングで学習すると、自然に色々な種類のインプットを得られます。暗記が苦手、という人はぜひ試してみて欲しいです。

・記憶のメカニズムを知り、エピソード記憶、意味記憶などをフル活用しよう。
・スタディングで学習すると動画、テキスト、図解など様々なインプットを得られる。
・スタディング独自の「学習マップ(マインドマップ)」が秀逸!

3.得点に結びつくことから勉強する

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング

勉強方法の王道として、教科書を読んで、きちんと理解してから問題演習をして、また教科書を読んで、「完璧になったら」次に進んで……という流れがあると思います。小中高と学校で刷り込まれた理想の勉強方法ですね。

もちろん、知識が完璧になってから次の分野に進んだ方が良いに決まっています。しかし、先ほどの忘却曲線にあるように、人間は忘れていく生き物です。完璧に理解、記憶することは難しいです。

「完璧にならないと」次に進めないのであれば、なかなかテキストが終わりません。勉強が予定通り進まないことが悩みになり、やがてモチベーションを失ってしまうこともあります。それよりもどんどん先に進んで、忘れていることはまた戻ってきて覚え直す方が効率が良いです。

考え方は様々ありますが、「勉強が得点に結びついているかどうか」が重要だと思います。どれほど完璧に記憶したとしても、出題頻度が低い知識であれば、その力を活かすことはできないでしょう。効率良く点数を上げるためには、「出題頻度が高いものから記憶する」方が良いです。細かな枝葉の知識は一旦置いておいて、重要な箇所に絞って一通り勉強する方が試験の点数は高くなるでしょう。

スタディングの教材は出題頻度が高いものを中心に勉強できるようになっています。映像講義は無駄を省き、重要な箇所に絞られています。聞きやすい長さの映像講義です。問題演習も、過去問を中心に、よく出題頻度が高い問題を抑えてあるので得点に結びつきやすいです。

実際に、私は「経済学・経済政策」、「経営法務」、「経営情報システム」についてはスタディングのみの勉強で合格点を取っています。スタディングを使って、映像講義→問題演習→過去問演習の、推奨される流れ通りに勉強していけば、合格点を取れるくらいの力がつきます。

他の科目について、私の場合は直前で不安になり、他の参考書などに浮気しました(笑)。しかし、どの科目についてもスタディングのみで合格点を取ることは可能だと思います。

・完璧に理解、記憶することは難しい。自分の中のハードルを下げてモチベーションを維持しよう。
・出題頻度が高いものから勉強して、細かい枝葉の知識は置いておこう。点数が上がるとモチベーションも上がる。
・スタディングを使えば自然と出題頻度が高いものから順番に勉強できる。

4.スキマ時間を生かして勉強する

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング

「勉強するなら机でしなさい!」とよく叱られたものです。しかし、仕事で疲れた状態で帰宅して机に向かうのはなかなかハードルが高いですよね。内容理解や暗記物であれば机に向かわなくても、ソファやベッドに寝転がりながら勉強しても良いのではないでしょうか。少なくとも何もしないより全然良いですよね。

例えば、Google社のオフィスは開放的で、面白い形の机やソファ、ミーティングルームやレジャー施設があります。リラックスした状態で仕事や勉強をする方が効率が良いため、社員が能力を発揮しやすいような空間作りをしているのですね。もちろん、きちんとしたデスクもありますが、気分や用途に合わせて環境を変えられるのは魅力的です。

隙間時間に効率良く勉強するには、「手軽さ」が重要です。そのためにも、「勉強とはこうしなければならない」という固定観念を捨てた方が良いです。ソファでもベッドでも、寝転がっていても逆立ちしていても、覚えるべきことが覚えられるならそれで良いですよね。

資格試験のテキストは重く分厚いです。本を開いて勉強するにはある程度のスペースが必要です。椅子の高さとデスクの高さも合っていないと勉強しづらいですね。スタディングならスマートフォン一つあれば勉強できます。

自宅でリラックスしながら、お気に入りのカフェでソファに座りながら、食事前にダイニングテーブルで少しだけ、といったように好きなタイミングで好きなだけ勉強できます。しかも、最後に自分が勉強していた箇所からすぐに再スタートできますから便利です。

また、勉強を始めてみると何となく別の科目の方が勉強したくなる、なんてこともありますよね。紙のテキストの場合は、その場にないと科目を切り替えられません。スタディングの場合は、科目の切り替えも簡単です。いつでも気分に合わせて勉強内容を変えられるのは良いですね。

仕事に疲れている時、経済学や財務・会計など、理論が難しいものや計算が必要なものはモチベーションが上がらないことがありますよね。そういった場合に暗記物の勉強に切り替えたり、以前解いた問題の間違ったところの復習をしたり、自分の状態に合わせた勉強に切り替えられます。

・勉強できればどこでも良い。自分の今の状態に適した場所を選ぼう。
・スタディングならスマートフォン1つあればどこでも勉強できる。荷物も少なくてOK。
・最後に勉強していた箇所からすぐに再スタート!気分を変えて別の科目にもすぐに切り替えられる。

5.問題・過去問は無理に解かずに覚えてしまう

他の記事でも書きましたが、私は早めに問題演習をする方が勉強効率が良いと思っています。早めに問題演習をする理由は、

1.テキストの何が重要か、何を覚えるべきかが分かる
2.問題でどのように問われるかが分かる
3.点数が上がればモチベーションが上がる

からです。どんなに良い講義を受けて、良いテキストを読んで、十分理解できたと思っても、問題を解くと点数が取れないことはよくあります。それは、「理解はしたが、問題で問われている知識や解法は頭に入っていない」からです。理解したつもりになっている場合もあるでしょう。

資格を取るために勉強しているのであれば、やはり点数を取りたいところ。自分が興味を持ち、面白い理論だ!とのめり込んで勉強したとしても、あまり出題されない理論であれば、残念ながら点数は上がりません。また、理解した理論が出題されていても、問題の作り方によってはうまく解答を選べない時もあります。

効率を重視するなら、どのように出題されるかを把握した上で、それに対応できるように理解、記憶するべきです。点数を取るために特化した勉強は本質的でない、という批判もあるかもしれません。しかし、点数を取れるようになると勉強のモチベーションも上がり、それをきっかけに本質的な理解が出来たり、枝葉の知識も覚えやすくなったりします。まず覚えないことには、「深まる」こともないのです。

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング
問題・過去問は無理に解かずに覚えてしまう | スタディングメソッド (studying.jp)

スタディングの問題演習は練習モード、本番モード、復習モードがあります。練習モードは自分が選んだ選択肢について、すぐに正解か間違いか判定され、解説を見ることができます。本番モードはテストと同じく、全て回答してから採点されます。

練習モードで知識の確認をし、万全になったと感じたら本番モードでテストをすると良いです。復習モードは間違った問題のみを抽出して練習できますから、効率良く反復学習できます。

・早めに問題演習をして、出題傾向を知り、それに合わせて勉強する。
・すぐに点数が上がるためモチベーションも上がる。知識を深めるのはその後で良い。
・スタディングの3つのモードを使いこなして効率アップ。

6.試験本番を想定した練習をする

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング

勉強とスポーツは同じ要領だと思っています。スポーツの世界で、基礎練習だけして「試合」をせずに強くなることはありませんよね。基礎練習で培った技術を、試合の様々な局面で発揮できるかどうかが重要です。サッカーでリフティングだけ上手くても試合中に活かすことができなければ試合に勝てないでしょう。

勉強の世界の「試合」とは何でしょう。それは「試験」ですね。

試験本番の制限時間、問題量、会場の雰囲気、緊張感、休憩時間の過ごし方、試験には様々な要素があります。自分自身がどの要素が原因で力を発揮できるか、できないかは練習試合をしてみないと分かりません。

1問にじっくり時間をかければ確実に正解できる人も、制限時間があると正答率ががくんと下がることがあります。また、問題量に圧倒され、だんだんと集中力が切れてしまい、後半になると正答率が下がる人もいます。試験会場の独特な雰囲気に呑まれ、実力を発揮できない人もいます。

いかに試験本番と似た環境で練習をして、実力を発揮して、合格点を取るかが重要です。

スタディングの問題演習では、演習にかかった時間も計測されます。また、本番モードで演習すれば、自動で採点されるので手軽に試験を受けられます。試験会場の雰囲気を味わいたい人は、模試を受けるのも良いでしょう。模試の受験資格がセットになっているコースもあり、お得です。

・点数が取れるかどうかは試験本番と似た環境で練習試合をすれば分かる。
・テスト形式で、制限時間を設けて問題演習をすること!
・会場の雰囲気に呑まれがちな人は模試を受けるのも良い。

7.最後まで完走する

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング
最後まで完走する | スタディングメソッド (studying.jp)

資格試験の勉強をしようと志しても、最後までやりきらずに終わってしまう人が多いようです。公式HPの画像から拝借しましたが、このピラミッドはとても分かりやすいですね。

最後まで勉強して、受験しただけでもすごいことです。ピラミッドの上位ですね。まずは最後までやりきることが大事です。そのためにも、「勉強のハードルを下げる」、「完璧主義に陥らない」ことを意識した方が良いと思います。

勉強しているとどうしても「この勉強で正しいのかな」、「きちんと覚えられているのかな」といったことが気になってしまい、次に進むよりも同じ箇所で勉強が止まってしまう人が多いようです。そうこうしている内に、「1か月でこの科目を終わらせよう!」と当初予定していたスケジュールが崩れてしまい、モチベーションを失ってしまいます。そして、「今年の受験は諦めて、来年受験しよう」と先送りになってしまうのです。

スタディングで映像講義を見終わったら、「その分野の勉強は終わった」と自分に言い聞かせ、問題演習をしてぼろぼろであっても、問題と解答を丸暗記になってしまったとしても「これである程度の点数は取れる!」とまた自分に言い聞かせ(笑)

とにかく最後までやり切って、早い段階で二周目に入る方が強いです。「1次試験7科目もある中小企業診断士の勉強を自分は一通り終わらせたんだ!」という達成感を得て、自分を褒めながら勉強していました。二周目は覚えきれていない知識をノートにまとめる等、より本格的な勉強に移りました。

また、スタディングの映像講義は1.5倍速や2倍速で視聴することもできます。私は常に2倍速で視聴していました。とにかく少しでも勉強時間を短くしたいという思いと、情報を速くインプットして処理する速読力を高めたかったからです。速く回して最後までやりきり、2周、3周と勉強するためにもこの機能は必須でした。

・途中で諦めたら試合終了。合格することは100%ない。最後までやりきるだけで上位。
・どんなにぼろぼろでも大丈夫。2周、3周すれば良い。とにかく最後まで終わらせよう。
・1.5倍速、2倍速で視聴すれば短時間で終わる。速読力も鍛えられる。

自分に合った勉強方法を

中小企業診断士の勉強方法 教材紹介 スタディング

スタディングを使用して約250時間で中小企業診断士に合格した私はスタディング信者です(笑)

本記事は、スタディングの公式HPの7つの原則を自分なりに解釈して記事にしようと思ったので、HPの詳細を見ずに記事を作成しました。記事を作成してから画像を拝借するために公式HPを詳しく見てみると、同じような説明がたくさんありました。スタディングの提唱する勉強方法が、元々自分が大事にしてきた勉強方法と合致していたようです。

しかし、他の教材や勉強方法を否定するわけではありません。結果が出れば何でも良いと思います。

自身の性格や勉強する環境など様々な要素があり、勉強方法は人それぞれです。私の場合はスタディングが自分に合っていると感じたので選びましたし、結果的にはそれが正解でした。

通信講座も色々あり、使ってみないと内容は分かりませんよね。本記事では私の使用感を根拠に、スタディングの良さを紹介してみました。賛否あるかもしれませんが、一つの体験談、考えとして参考にしていただければ幸いです。受験生の皆さんがご自分に合った勉強方法を見つけ、良い結果が出ることを願っています!

  • URLをコピーしました!
目次(タッチ可能)